五嶋龍Vnリサイタル2011宗次ホール
今年もまた、聴きに行ってきました。12月29日、13:30開演の部。
今年もまた、カプリース、イザイの無伴奏と自己練習ですむプログラミング。
もう一つは、ベートーヴェンの2番のソナタ。伴奏者が今年は違う。ジアイ・シさんという人。何かがっちりとした体格で龍さんと身長が変わらないくらいに見えた。
で、前半のカプリースは第13曲から第24曲。笑みを湛えながら余裕の演奏。
休憩をはさんで後半。
ベートーヴェンのVnソナタ第2番は、明朗で軽快。けど、2か所くらいかな、伴奏の出を待つような。彼に合わせてくれない伴奏者もいるんだ。VnとPfがあっちとそっちを向いているような。この人とは相性は良くはなかったかもしれない。
イザイの無伴奏ソナタ第6番。これも、哀愁や激情を感じさせてくれた。
アンコールは、美しきロスマリン、と、ふるさと。
今年は、何かが違うような気がした。多分、音色。
プログラムもそうなのだが、龍さんのHPのプロフィールも何気に変わっているが、エクスピエールローデ(イエローエンジェル・去年までは)から日本財団のジュピター(ストラド)を貸与、としてある。しかも、TBSチャンネルで放映された五嶋龍inキューバでは、自分で買ったヴァイオリンを下げて登場していた。今回も、自分で買われた楽器で演奏されたのではないだろうか。真偽はご本人に聞けばいいのだけれど。
ストラドやガルネリ、アマティなどの超お高い楽器と、そうでないものとでは、やはり、響かせたい音の限界があるだろう、と思う。けど、ストラドを自分で買える人は、ほぼいない、と母上は仰っていた(オデッセイで)。龍さんは、その比類なき技術力でカバーしていたようだが、神経は使っていたかもしれない。やはり、龍さんの演奏は芳醇な音で聴きたいものである。
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