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2012/11/26

五嶋龍ジャパンツアー2012大阪公演

今日は一日、激しい雨だった。夕方になって雨が止んだけれど、風が冷たくなってきた。

昨日は、晩秋の紅葉を見るのに好いような良いお天気。

その昨日、五嶋龍ヴァイオリンリサイタルジャパンツアー2012、大阪公演に行ってきた。

正直、今回のツアーのプログラム、以前に名古屋で聞いているので、珍しくもなく、え、それなの、と思ってはいた。

けれど、今回の演奏は、以前のものとは全く違っていた。

実際、リリースされたCDを聞けば分かるとは思うが、深く掘り下げて解釈しているな、と思った。

優等生演奏から少し外れたような、遊びというか、多分、龍さんの好きなロックの要素を取り入れたのではなかろうか。

一番印象的だったのは、プロコのソナタ。以前のは、4楽章で、ベートーヴェンの第5交響曲のように救いがあり、光に包まれていたような演奏だったように記憶しているが、今回のは、全楽章に、ほの暗い光が感じられるが救いは感じられない。その、ほの暗い中に微かに感じられる光を希望と信じたいという事ではないだろうか。

休憩後のネル・コウ・ピウも2番のソナタもツィガーヌも、一筋縄ではいかない音楽である。良い意味での裏切りというか、新しさというか。ツィガーヌも2006年とはまるで違うし。そう来るんだ、という感じでしょうか。楽しめました。

一つ一つの音の粒を丁寧に、響かせて、1階最後列の席にまで、一部の隙もなく聞かせてくれました。ありがとう。

アンコールは、≪タイス瞑想曲≫と≪モスクワの想い出≫。で終わるのかと思ったら大サービスでもう1曲。そう≪美しきロスマリン≫。

エピソードを一つ。私の席は1階U列36番。2階席が頭上にあり、音はどうなのか?と思っていたけど、難なく。さすがに龍さん、とストラドさま、とザ・シンフォニーホール。シューボックス型の京都コンサートホールなら、この音はない?、かも。

前のT列の35~38が空いていた。5・6分前に老婦人が着席になった。開演して、プロコが始まったころ、35番の方の頭が前に後ろに。コクリコクリ。よっぽどつまらなくて眠かったのだろう。休憩後、35番と36番は空席になった。見晴らしはよくなったので好都合だったが。

やはり、プロコなどのソナタは、事前にアナリーゼが必要と思う。たとえヴァイオリンを習っていなくても。習っている人はアーティキュレーションをしておくとより深く理解が深まるのではないか、と思う。あまりクラッシックに詳しくない人は、アナリーゼとまでいかなくても、amazonかiTunes storeで30秒間のお試し試聴をするべきだと思う。聴く側も予習が必要だ、と思う。

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