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2012/12/30

五嶋龍ヴァイオリンリサイタル宗次ホール2012

今年も、余すところ2日となった。

今日は、豪雨とまではないが、荒れ模様の一日。昨日は、暖かく快晴だった。

その昨日、五嶋龍ヴァイオリンリサイタルを聞きに名古屋に行ってきた。

1曲目は、バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV 1001

2曲目は、プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第2番 ニ長調 作品94bis

休憩のあと

3曲目 フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調

4曲目 ヴィエニャフスキ:モスクワの想い出 作品6

アンコールは、タイスの瞑想曲と美しきロスマリン

バッハは、やはり王道。21世紀までたくさんの作曲家がいても、最後に戻るのはバッハ。それだけ、奥は深いということだろうか。

ジャパンツアーの時は、プロコは1番だったが、今回は2番。1番のような暗さはないものの、やはり物憂いものが曲全体を覆っている。

休憩後は、辛口ではなく、聞き手に気持ち良く家路に着いてもらえるように明るい選曲となっていた。

フランクのVnソナタは、JR東日本のCMにも使われていたし、聴衆に聞き馴染みがある。フランスの香り漂う、美しい旋律が心地よい。モスクワの想い出は、ロシア民謡赤いサラファンを主題としていて懐かしさが漂うが、ジャパンツアーの時は最後列だったので良く見えなかったが今回はステージに近いため、フィンガリングを見ているとハーモニクスなど技巧を尽くした難曲なのだ、と改めて思い知った。いともさらりと弾きこなしているから、そら恐ろしい。

いつも思うことなのだが、ソデからふらぁっと脱力で出ていらっしゃるのだが、一音が発せられるその瞬間、気が一気に集中し変わる。足をふんばり、床はドンドンと鳴る。キャパシティの大きなホールではなかなか聞けないし感じられないけど、ここのような小じんまりとしたホールだと、楽器自体の音がダイレクトに聞こえるし、彼自身の表情や動き、感情なども見てとれる。ある意味楽しみだし、聞き手にとっても真剣勝負なのである。

来年も楽しみである。

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